数学会の目的は,『会員相互の親睦を図り,数学及び数学教育の向上に尽くし,合わせて名城大学数学会の発展に寄与する』とあります。
数学会は1950年6月に第1回総会が開催され、1951年8月には名城大学数学会雑誌第1巻第1号が発行され、 この雑誌は1969年発行の第12巻第1号まで不定期発行で継続されてきました。
数学会は、専任教員、非常勤講師、卒業生の研修の場として発足したものであります。初代会長は、加藤平左衛門先生が務められました。 現在では数学会の会員数も4,000名を超えています。
大学が発展するにつれ数学会も徐々にその内容も変化し、、数学科同窓会の色を濃くしてきております。 他学科の同窓会との違いをみると、数学会には専任教員も特別会員として所属されていることです。 したがって数学会の学内幹事には専任教員が務められることもあります。
数学会のメイン行事である毎年1月に数学オリンピックと同時開催してきました数学研究会もコロナ禍の影響をうけ2年連続で中止となりました。 数学研究会は数学科先生方の専門分野の講演やOBで高等学校などの教育現場で活躍されておられる先生方の実践教育の発表の場として実施されてきました。 視聴される方も卒業生に限らず参加され、休憩時にはパネルディスカッションで交流を深められる場面も見受けられました。 数学研究会の実施を多くのOBの方々にも周知させていただくよう数学会役員メンバー協力してまいります。
数学会会員の皆様方からの情報提供も大歓迎いたしますので全国各地で御活躍されておられる活動内容なども是非お知らせいただければ幸甚です。
どうぞよろしくお願いいたします。

名城大学 数学会
会長
宇野 弘